プロフィールの年収・大学名は“公開”と“非公開”どちらが正解?

こんにちは、横浜marriage友葉の渡部(バタコ@元バリキャリ晩婚仲人)です。

今回のブログは、年収や大学名の“公開”と“非公開”についてです。

結婚相談所のプロフィールは、自分を売り物に喩えた場合のいわば商品説明。
そう思うと可能な限り良い点をアピールしたいですし、悪い点は伏せておきたいところ…

という思惑ある中で、“公開”と“非公開”が選べる項目に着目したいと思います!

1. “公開”と“非公開”があるプロフィール項目とは?

まず初めに、IBJにおいて“公開”と“非公開”がある項目が何かというと、

①年収(女性のみ※)※女性も公開必須の連盟があります。
②大学名
③離婚理由(生別 or 死別)

の3つです。

ちなみにIBJでは入力必須(公開必須)とされている項目としては以下の項目があります。

・居住地(都道府県)
・身長
・体重(5Kg単位)
・血液型
・学校名
・続柄(長男/長女orそれ以外)
・最終学歴
・職業
・出身地(都道府県)
・国籍
・婚姻歴
・子供の有無
・お酒(飲むor飲まないor付き合い程度)
・タバコ(吸うor吸わないorあまり吸わない)

これだけある必須項目の中で敢えて上の3つを非公開OKにしている理由は分かりませんが、3つそれぞれについて“公開”と“非公開”を選だ場合について見てみましょう。

2. プロフィールを書く側と見る側の心理の違い

“公開”と“非公開”について語る前に、プロフィールを書く側と見る側の心理について紐解いてみたいと思います。

冒頭にも書きましたが、売り込みたい商品であれば良い点は大々的に宣伝をして悪い点は隠したいのが心情というもの、それは売り込みたい側であれば誰もが同じ。

でも、たとえば同じ電子レンジを売っているA店とB店があったとします。

A店:「この電子レンジには他にないこんな機能やあんな機能がたくさんあります!」

B店:「この電子レンジには他にないこんな機能やあんな機能がたくさんあります!ただし他の電子レンジよりひと回りり大きいです」

どう思いましたか?A店よりB店の方を信用しませんか?
プラスポイントだけでなく、聞かれなくてもマイナスポイントを教えてくれるB店の方で買い物をしたくなりませんか?

これがプロフィールを書く側と見る側の心理の違いです。

3. “公開” と “非公開”を選ぶ側の心理とは?

ようやくここからが本題、“公開”と“非公開”のお話です。

上のプラスポイントとマイナスポイントの話だけを見ると、話の流れから「マイナスポイントも公開した方がいいのですね!」と思いますよね。

大枠の考え方としてはその通りですなのですが、そう簡単でないのが婚活です…

ではIBJで非公開を選べる3つの項目を一つ一つ見ていきましょう。

3ー①.年収

男性は残念ながら年収を非公開にすることができませんが、女性は公開or非公開を選択することができます。

どちらを選択するかは年収の多いor少ないによっても変わってきます

<年収が多い場合>
非公開
・自分の収入を当てにされたくない
・あまりにも高いと引かれてしまいマイナスポイントになる
・わざわざ公開してアピールしてると思われたくない
公開
・プラスポイントとしてアピールしたい
・男性の収入を当てにしているわけではないことを伝えたい

<年収が少ない場合>
非公開
・共働きを希望する男性が多い中でマイナスポイントになる
公開 
・たとえマイナスポイントでも取り繕わずに事実を伝えておきたい

<共通>
非公開
・必須でないものは極力出したくない
公開 
・出したいわけではないが出した方が印象が良い

3ー②.大学名

次の大学名は男女ともの項目ですが、年収同様、偏差値の高いor低いによっても変わってきます

<偏差値が高い大学の場合>
非公開
・あまりにも高いと引かれてしまいマイナスポイントになる
・わざわざ公開してアピールしてると思われたくない
・(年収が低い場合)その大学出てるのに?と思われたくない
公開 
・プラスポイントとしてアピールしたい

<偏差値が低い大学の場合>
非公開
・学歴を気にする人から見るとマイナスポイントになる
公開 
・たとえマイナスポイントでも取り繕わずに事実を伝えておきたい

<その他>
非公開
・必須でないものは極力出したくない
・知り合いに特定されたくない
公開 
・出したいわけではないが出した方が印象が良い
・同じ大学や同レベルの学歴の人に親近感を持ってもらいたい

3ー③.離婚理由(生別or死別)

離婚理由も大学名同様に男女ともの項目ですが、こちらは年収や大学名と違って“非公開”と表示されないので、見る側としては敢えて非公開を選んだとは思わないかと思います。

ただ非公開を選んだ場合でも、そして“生別”を公開した場合でも、お相手にとって離婚理由はとても気になるところ…。
なので離婚理由はなるべく早く(できればお見合いの時に)お相手に聞かれる前に自らお話しすることをお勧めしているので、プロフィール上で公開してしまった方がその先のやり取りがスムーズになると思います。

それを踏まえた上で敢えて非公開を選択する理由は、

・再々婚以上で両方あるパターンで、システムの制約上どちらか一方を選ぶことになってしまいやむを得ない
・必須でないものは極力出したくない
・死別と掲載することにメンタル的な負荷がかかる
・死別と掲載することで、未練があるのでは?と思われたくない

こんな感じでしょうか。

4. “公開” と “非公開”を見る側の心理とは?

選ぶ側の心理を書いていて思ったよりたくさんあるな…と思いましたが(もっとあるかもしれませんが)、見る側にも同じように心理があります。

そもそものプロフィールの目的を考えると、自分の思いよりも見る側の心理がとても重要です。

この人が敢えて公開(or非公開)を選んだのは何故だろう?」という推測を生み、そしてそれがマイナスな推測になってしまっては本末転倒だからです。

プロフィールは色々な項目の集合体です。
推測は項目1つだけではなく、たとえば年収が非公開でも職業や自己PRに記載された仕事内容や公開された学歴など、複合的な要素からされます。

そして
「きっと年収が少ないから非公開なんだろうな」とか
「きっと年収が多すぎて相談所の人に非公開を勧められたんだろうな」とか
プロフィールにある情報からその人物のイメージを膨らませていくわけです。

5. “公開” と “非公開”はどちらが良い?

では結局、“公開”と“非公開”はどっちにすればいいの?ということですが…

これは本当にカウンセラーによって変わってくると思いますが、私は断然”公開”派です!

なぜって勝手な推測をされたくないから

項目がないから書かないのと、項目があるのに敢えて非公開にするのとでは意味が違ってきます。

「何かあるのかな?」とマイナスな推測をされるくらいなら、マイナスがないゼロの状態からスタートする方がよっぽどプラス!

ただそうは言っても会員様に無理強いはしません。

上記のようなメリットとデメリットをしっかり伝えて最終的な判断は会員様にしてもらっていますし、敢えて非公開にするのであれば“自己PR”や“担当カウンセラーからのPR”でマイナスの推測をされないようなフォローもしています。

なので大事なのは“公開”or“非公開”ではなく、全体を通して何が会員様にとってプラスになるのかで判断するものだと思っています。

6. まとめ

長々と書いてしまいましたが、結論としては“公開”or“非公開”に正解はありません

自分がどのような結婚をしたいのか…
それにはどんなお相手がいいのか…
その人に選んでもらうにはどんなプロフィールがいいのか…

ということをしっかり考えて、最適な内容にする!

会員様に変わって“自己PR”も作っている横浜marriage友葉は、常にそう思ってプロフィールを作っています!

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