30代後半以降のバリキャリ女性の婚活について

こんにちは、横浜marriage友葉の渡部(バタコ@元バリキャリ晩婚仲人)です。

今回のブログは30代後半以降のバリキャリ女性の婚活についてです。

“元”とは言え自らをバリキャリと称することに若干の抵抗を感じつつも、バリキャリ女性、特に30代後半以降の独身女性の葛藤は経験した人にしかわからないと思っているので、1人でも多くの方に想いを届けたく…

と、そんな“想い”だけで書いているので、最初にお伝えしておきたいのですが…

このブログの内容は何の根拠もないもので仲人としての経験則でしかありません。

統計からすると〜とか確率論的にどうで〜とかそういったものではなく、イチ仲人である私が考えるバリキャリ女性の婚活という位置付けなので、該当しない人もいると思っています。

なので単に、共感いただけた人は私との相性が良くて、共感いただけない人は私とは相容れない?くらいに捉えていただけると幸いです。

と、逃げ道を作っておいたところで本題に進みたいと思います。

1.「バリキャリ」とは?

まず初めに「バリキャリ」とはなんぞや?というところですが、

バリキャリ」とは“バリバリ働くキャリアウーマン”の略で、キャリア志向があって昇進や昇給を目指す意識が高い女性のことを指します。

ちなみに「バリキャリ」の対義語には、プライベートを大切にゆるく働く女性を指す「ゆるキャリ」という言葉があるそうです(今知りました笑)。

キャリア志向で昇進や昇給を目指している人、これが男性なら世の中にはゴロゴロいると思いますが、女性となるとその数はぐんと減ってきます。

なぜかというと、そもそもバリキャリに憧れを抱く女性が少なく、かつ憧れを抱けるロールモデルとなる人が少ないからであり、

根幹にあるのは育ってきた環境が

バリバリ働くお父さんがいる息子の数 > バリバリ働くお母さんがいる娘の数

そのお父さんに憧れを抱く息子の数  > そのお母さんに憧れを抱く娘の数

だからではないかと思います。

そしてまだまだ男性社会の世の中なので、女性がバリバリ働けるかどうかは職種や会社の規模、社風にも影響されてしまい、「バリキャリ」と特別視されてしまうほどの人数に絞り込まれてしまうのだと思います。

2.「バリキャリ」ってどんな人?

ではそんな少数精鋭のバリキャリ女性※とは一体どんな人なのかを考えると、以下の2パターンに分かれるのではないでしょうか。

※「バリキャリ」だけで女性の意を含んでいるのですが、敬称的な意味合いを込めて敢えて以降は“女性”を付けさせてください。

A:仕事が好きでポジティブに取り組んでる人
B:仕事が好きというより何事も目標に向かって頑張ってしまう人

どちらも素晴らしいことなのですが、幸福度で言うと A > B であり、Aの人は今が楽しく、Bの人は今頑張っている状態…そんなイメージで分けています。
(ちなみに私は元Bパターンで、人生=修行と思って意識的には“ただひたすら頑張る日々”を送っていた感覚です…笑)

3. バリキャリ女性の婚活が難しい理由

いよいよこのブログの核心に迫ってきましたが、ここでは敢えてタイトルにある「30代後半以降の」を外して、年齢問わずのバリキャリ女性の婚活に着目したいと思います。

結論から言ってしまうとバリキャリ女性の婚活が難しい理由は、

 ① お相手への理想が高くなるため
 ②「バリキャリ」より「ゆるキャリ」の方が男性から人気があるため

の2つが挙げられると思っています。以下でこの2つをそれぞれ紐解いて行きます。

3ー①.お相手への理想が高くなるため


先ほどバリキャリ女性はAとBの2パターンに分かれると書きましたが、理想が高くなるのは主にBの「仕事が好きというより何事も目標に向かって頑張ってしまう人」が該当します。

Bのバリキャリ女性にとって、目標に向かって頑張ることは当たり前であり、仕事をしている以上“そうあるべき”という強い信念に基づいて生きています。

そのため、彼女たちが尊敬できる人は同じような男性であり、信念もなくただただ仕事をしている男性には魅力を感じられません。

そしてそれが簡単にわかる指標が年収であり、“少なくとも自分と同等以上の年収”という大きな条件がついてしまうのです。

でもそんな頑張り屋の彼女たちと同等以上の年収の男性は周りの女性が放っておかないので、婚活市場にはあまりおらず絶対数がそもそも少ない…、なので、彼女たちのお眼鏡に適う男性とはなかなかマッチしないということになります。

一方で、Aの「仕事が好きでポジティブに取り組んでいる人」は単に楽しみを追求している感覚なので頑張っている意識はなく、お相手に自分と同等以上の年収を求めるケースは少ない傾向です(“仕事を楽しんでいる人”を望んだりします)。

3ー②.「バリキャリ」より「ゆるキャリ」の方が男性から人気があるため

まず世の中の流れとして、女性にも働いてほしいと共働きを希望する男性が増えました。

これは終身雇用と年功序列の仕組みが崩壊した現在、男性一馬力のお給料だけでは生活が厳しくなってきたからなのですが、これにより男性が求めるお相手は、専業主婦よりも働く女性になっています。

そうなるとバリキャリ女性も好まれるのでは?と思うのですが、

バリキャリ女性は、“仕事 > 家庭” のバランスになってしまうので、家庭を持ちたいと考える男性から見て、「バリキャリ」と「ゆるキャリ」なら「ゆるキャリ」を希望する方が多い傾向です。

特にそれなりの稼ぎがある男性の場合は、金銭面で女性に期待するのはサポートレベルなので、“家庭をメインにゆるく働いてほしい”と思う人が少なくありません。

そうなると年収が高い男性ほど「バリキャリ」ではなく「ゆるキャリ」を希望し、バリキャリ女性は“少なくとも自分と同等以上の年収”の男性との結婚が難しくなるというわけです。

4. バリキャリ女性に「30代後半以降」が加わると?

ようやくタイトルにある「30代後半以降のバリキャリ女性」に辿り着きました。

ではなぜ同じバリキャリでも30代前半までと後半以降で婚活の難易度が違うのか…

それは「バリキャリ」「ゆるキャリ」関係なく、30代後半以降の女性の婚活は前半までの女性に比べてそもそも難易度が高いからです。

婚活をする男性は子供を希望する男性が多いので、高齢出産に該当する35才以上の女性ではなく30代前半の女性を求めていることが一つ。

そして30代後半や40代前半といえど女性は若々しい方が多いのに対し、40代以降の男性は年相応の方が多いので、自分より+3才程度の年齢差でも中身に入る前の外見で対象外となってしまうことが一つ。

これに加えてさらにバリキャリ、もう考えただけで難易度が高すぎます…汗

5. 30代後半以降のバリキャリ女性にオススメしたい婚活

ここまで読んで「もう詰んだ!」と思ってしまった30代後半以降のバリキャリ女性さん、ちょっと待ってください。

確かに難易度はとても高いのは事実ですが、「それならどうする?」がなければこのブログは「もうアナタは結婚できません!」というただの最後通牒になってしまいます…汗

さて、改めて上で挙げた30代後半以降のバリキャリ女性の婚活が難しい理由を書き出しますと、

 ① お相手への理想が高くなるため
 ②「バリキャリ」より「ゆるキャリ」の方が男性から人気があるため
 ③ 子供がほしい男性は30代前半までの女性を求めるため

という3点になりますが、この中で自分で変えられるものが1つありますよね。

そうです、①の「お相手への理想」です!
これを変えるだけで難易度は下げられることになります。
(とはいえ②と③があるので難易度が高いことに変わりはないのですが…)

妥協してまで結婚したくない!という言葉をよく聞きますが、もちろんそれもあり。

バリキャリ女性=経済的に困らない女性なので、その選択肢を取れることはバリキャリ女性の大きなアドバンテージであり、経済面で結婚を焦らなくてすむということは婚活においてとても大きなメリットです。
(実際45才を超えると子供を望まない男性も増えてくるので、そうなったときにまた流れは変わります)

なので30代後半以降のバリキャリ女性は、

 条件を変えてみるも良し!
 理想を追求するも良し!
 結婚しないのも良し!

そんな選択肢が取れることを武器に、是非ご自分にとって幸せな人生を追求してください!

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